国際医療福祉大学成田キャンパス・国際医療福祉大学成田病院で IAEA(国際原子力機関)企画による地域研修コースを開催
2025年8月4日から8日の5日間にわたり、国際医療福祉大学成田キャンパスと国際医療福祉大学成田病院において、IAEA(国際原子力機関)の企画、日本政府の主催、日本診療放射線技師会の協力のもと、診断放射線技術における品質と放射線安全に関する地域研修コースが開催されました。
本研修コースのコースディレクターは本学成田保健医療学部教授・大学院特任教授で、日本診療放射線技師会会長の上田克彦教授が務めました。受講者は、太平洋の島しょ国出身者を主な対象とし、ブータン、フィジー、モルディブ、マーシャル諸島、パプアニューギニア、サモア、トンガ、バヌアツから17人が参加しました。
本研修コースは、放射線画像検査技術の知識と実践技能のさらなる向上を目的としており、品質保証と放射線安全の両面に焦点を当てた科目で構成されています。IAEA関係者の他、国際医療福祉大学成田キャンパス教員、国際医療福祉大学成田病院の職員など日本人講師も各専門科目を担当し、X線撮影、CT、マンモグラフィー、透視検査に関する講義と実習が行われました。
最終日には、IAEA(国際原子力機関)の放射線診療プロジェクト"Rays of Hope"のアンカーセンターとして登録されている国際医療福祉大学成田病院への病院見学も実施され、先進的で国際的な施設や診療体制に参加者も感銘を受けていました。
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医学部校舎で受講者と講師陣がそろって記念撮影 -
講義にて -
ディスカッションと考察の時間も設けられた -
X線撮影の実習 -
透視検査の実習 -
成田保健医療学部放射線・情報科学科長の
谷本克之教授による講義